成分をチェックする意味とは

美容液を購入するとき、多くのひとは「乾燥肌を改善したい」とか「肌のくすみをなんとかしたい」など、具体的な目的を持って商品を選ぶはずです。このような消費者心理に応えるため、世の中に販売されている美容液の多くが、「保湿美容液」や「美白美容液」、「シワ対策美容液」などと銘打たれています。そしてこのような美容液のほとんどが、うたわれている効果を感じられるような成分構成になっているのです。

しかしなかには、他の美容成分とくらべて高い効果が期待できないものを、有効成分や効果の期待できる成分として配合している美容液もあります。配合されている成分をチェックしてから美容液を購入すれば、うたい文句に踊らされることなく、本当に効果が期待できる製品を選ぶことができるのです。

チェックすべきは有効成分や強調されている成分

美容液を購入する際にチェックしたいのは、その製品の「有効成分」とされている成分です。有効成分は、医薬部外品の化粧品に表示できるものなので、医薬部外品ではない化粧品の場合、「潤い成分」や「美白成分」などの記載とともに強調されている成分をチェックすると良いでしょう。

たとえば、美白をうたっている美容液によく配合されている成分に「ビタミンC誘導体」があります。ビタミンC誘導体にはいくつか種類があり、それぞれ異なる性質を持っています。安価ながら効果が期待できる「アスコルビルリン酸Na」や、刺激が少なく敏感肌の方でも使える「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル」などがある一方、美白効果がほとんど期待できないビタミンC誘導体も存在するのです。

この他にも、保湿美容液におけるヒアルロン酸やセラミド、シワ改善美容液におけるナイアシンアミドやレチノールなど、効果の大きさやメカニズムが異なる成分は多く存在します。